トイレリフォームのポイント!3大メーカー比較と知っておきたい理想のトイレ。

- 数十年使っている昔のトイレ
- デザインや機器が古く節水性も悪いトイレ
- 掃除がしにくく、衛生を保つのが大変なトイレ
- 冬は寒くて冷たいトイレ
- 狭くて窮屈な使いにくいトイレ
- 収納スペースがなく生活感が溢れるトイレ
- 和式で使いにくいトイレ
毎日利用するトイレのお悩みは、リフォームをしないと解決できないことがほとんどです。奥まった場所にひっそりと作られた脇役であるトイレをリフォームすると、暮らしが劇的に変わります。リフォームを検討しているということは、日ごろからトイレの使い勝手に困っていらっしゃることでしょう。必ず知っておきたい、トイレのリフォームをする際のポイントをご紹介いたします。
トイレリフォームのポイント

1.タンクありかタンクレスかの2タイプ
トイレの種類は2つに分かれます。タンクがあるタイプかタンクがないタンクレスタイプ(タンクがとても小さい場合もタンクレスタイプに区分される場合があります)かの2つです。タンクがあるトイレは、便器とタンクが分かれているタイプのことで、タンクに水をためてから流すという従来の一般的な形のトイレです。
従来型のトイレに対しタンクレスのトイレは、スペースをとらずスッキリとコンパクトな形状です。トイレ空間を広く見せることにもなり、清潔感が増す印象もあります。そして、タンクレスということで、水をためることをしないため、連続で水を流せることになります。タンクがない分、掃除が楽ちんという面もあります。デメリットは、水圧によって設置できないケースもある点、手洗い器が別途設置する必要がある点、便器や便座が一体型のため温水洗浄便座だけを交換するというような部分的な交換などができない点があります。
2.節水性が高く、機能性に優れたトイレ
各メーカー、様々なトイレのラインナップがありますが、どこも決まって節水性が高く、従来のトイレからリフォームすると大幅な節水になることは間違いありません。節水面でも機能面でも各社そろって優秀で、節水性や掃除のしやすさ、汚れのつきにくさ、自動洗浄、除菌機能など多様化しており、自分に合ったトイレを探すことができるはずです。
3.床や壁紙も変える内装リフォーム
トイレリフォームは『便器を新しくして完成!』というわけにはいかないケースがあります。古いトイレを外し、新しいトイレを設置したら、以前のトイレの設置後が残ったということがよくあります。形やサイズがそれぞれ違うものですから、数十年使えばトイレの痕跡もクッキリと残ってしまっています。そこで、床を合わせてリフォームをするケースが多いのです。床材は、クッションフロアやフローリング、タイルの3種が主に使われており、クッションフロアはもっとも多く使用されている床材です。耐久性から工事の手軽さ、費用面などで選ばれています。
壁紙は劣化があまり目に見えないところですが、トイレ空間の雰囲気をガラリと変えるポイントでもあります。新しい空間に一新するには、壁紙を変えるのがおすすめです。また、消臭機能のある壁紙にすることで臭い対策になり、清潔な空間を保つことができます。
トイレリフォームの際は、便器だけではなく、床や壁もリフォームをするべきか確認、検討する必要があります。
4.バリアフリーの検討
リフォームの前に必ず検討しておきたいのがバリアフリーです。ご家族の年齢が上がるにつれ、身体の変化が出てくるにつれ、検討されることが増えると思います。手すりを設置するか、車椅子が入れるようなスペースを確保するかなど、検討しておく機会です。使用頻度が多いトイレだからこそ、バリアフリーにすることで、本人や家族の負担を減らすこともできます。
トイレ3大メーカー《TOTO・LIXIL・Panasonic》どう違う?

TOTO(トートー)
1914年に国内初の腰掛式水洗便器を開発。シンプルなモデルから高機能のハイグレードモデルまで豊富なラインナップを揃える。TOTOのトイレは、便器表面の凹凸をなくしてツルツルに加工された、菌すら入り込めないナノレベルの便器表面『セフィオンテクト』が特徴。フチなし形状のTOTO独自のデザインでお手入れが簡単。節水性にも優れ、1回あたりの洗浄水量が床排水の場合3.8L、壁排水の場合4.8L。『ウォシュレット』はTOTO株式会社の登録商標。
おすすめトイレ:ピュアレストシリーズ
タンクと組み合わせる一般的な洋式トイレです。自動洗浄など高機能トイレとは異なりますが、スタンダードな機能で清潔性・節水性が高く、他モデルと比較して安価なタイプで人気です。
おすすめトイレ:ネオレスト
自動で便器やノズルを除菌、汚れを浮かせて流す、凹凸なくつなぎ目の少ない形状で掃除が楽、という特徴と、「ネオレストAH」「ネオレストRH」がiFデザイン賞2019を受賞し、機能性・デザイン性ともにレベルの高いモデルです。
LIXIL(リクシル)
建築材料・住宅設備機器業界最大手。トイレは比較的手ごろな価格設定が特徴。従来の衛生陶器ではできなかった「ガンコな水アカ」も「汚物」もどちらも落とせる『アクアセラミック』を採用。さらにキズ が付きにくく、ISOに準拠した抗菌(銀イオン)パワーで細菌の繁殖も抑える。掃除のしやすさでは『お掃除リフトアップ』が特徴的で、すき間汚れを楽に掃除できるよう便座がリフトアップし、奥まで拭き取れる機能が人気。地球環境に配慮した節水性も優れ、従来のトイレから最大約57%の節水が可能。
おすすめトイレ:アメージュシリーズ
タンクと組み合わせる一般的な洋式トイレです。TOTOのピュアレストシリーズ同様に、自動洗浄など高機能トイレとは異なりますが、スタンダードな機能で清潔性・節水性が高く、他モデルと比較して安価なタイプで人気です。
おすすめトイレ:サティス
シャワートイレが一体になったタンクレストイレです。アクアセラミックで水アカや汚れがつきにくく、強力な水流『パワーストリーム洗浄』を搭載。カラーやアクセサリーも豊富でデザイン性の高さも特徴的です。
Panasonic(パナソニック)
TOTO、LIXILと比較すると後発ですが、2社と一線を画すデザイン性と機能性で人気。『スゴピカ素材(有機ガラス系)』や流すたびに泡と水流で掃除する『激落ちバブル』の機能が特徴。デザイン性の高いタンクレストイレはスタイリッシュでいて高機能。節水性にも優れ、少ない水をムダなく使い切ることで、従来のトイレに比べて小なら約1/3の水量。
おすすめトイレ:アラウーノシリーズ
スゴピカ素材のタンクレストイレです。機能によってシリーズが分かれていますが、基本的なデザインは共通です。最上位モデルの「アラウーノ L150シリーズ」は『ナノイーX』を放出してにおいや汚れを抑制、除菌効果のある『オゾンウォーター』を自動で散布するなどの機能を搭載しています。カラーも豊富で自分好みのカスタマイズができるモデルです。

小田原・平塚エリア
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