風呂・浴室リフォームの費用相場をグレード別でチェック!費用を抑えるポイントあり。

風呂・浴室は、お家の中でも最上級のリラックス空間です。一日の疲れを癒やしてくれる快適空間へリフォームをしたいと検討中の方に、今回は風呂・浴室リフォームの費用について紹介いたします。グレード別の費用の差から費用を抑えるポイントまで、満足いく快適空間を作るための参考にしていただければと思います。
風呂・浴室フォームの費用の相場

かかる費用の内訳は2つ
風呂・浴室のリフォームにかかる費用の内訳は2つです。ユニットバスではない従来の浴室の場合は、ユニットバスに交換する際の工事費用が増えることになりますが、主な内訳はユニットバス本体とユニットバス設置工事の2つです。
もともとユニットバスを使っている浴室にユニットバスを設置する工事は、入れ替える工事になるため比較的、費用は安く済みます。たとえばタイル張りの浴室をユニットバスにする工事となると、解体する必要も出てくることと、廃棄物がたくさん出てくるため工事用はその分プラスされます。さらに一戸建ての場合に、建物の構造も関わってきます。古い構造のお宅だと、床に土間を打つ必要があるケースもあったり、換気扇がなくて排気を新設する必要があるケースもあったりするのです。このような従来の浴室からユニットバスへリフォームする場合は、概ね1週間程度かそれ以上の日数がかかることもあります。
給湯器の交換だけなら3〜6時間!
給湯器本体だけを交換するという工事でしたら、種類によっても前後しますが、概ね3〜6時間程度で済みます。一般的な給湯器から省エネタイプの給湯器に換える場合は、排水用配管の設置工事なども必要になり、少なくとも半日、から2日かかると思っておくとよいと思います。なくてはならない住宅設備ですから、頃合いをみて近くの工務店にチェックしてもらうことをおすすめします。
風呂・浴室リフォームグレード別の価格相場
標準的なグレードのリフォーム

不自由なく使用でき、快適に使用できる条件を満たした標準的なグレードは、だいたい50〜60万円が相場です。
※一般的には、風呂・浴室リフォームをするには、だいたい50万以上はかかると見越しておくとよいと思います。
スタンダードな設備でも、最近のユニットバスは節水性・清潔性が高く、さらにくつろげる形状の浴槽がたくさんあります。こだわりが特別高くない一般的なグレードの風呂・浴室です。
この価格帯以下になると、シャワーや水栓は簡易的で必要最低限の設備になります。
ミドルグレードのリフォーム

スタンダードなグレードではオプションだった素材や機能が標準仕様になったグレードです。選べるデザインやバリエーションが増え、カスタマイズの幅が一気に増えます。ミドルグレードは、だいたい70万円〜が相場です。
浴室に入る前に浴室をあたためてくれるなどの利便性を高める機能、洗い場や浴槽の広さが確保され、さらにお手入れがしやすく清潔性を保ちやすい配慮がされているグレードです。
ミドルグレードのユニットバスは、TOTOの「サザナ」、パナソニックの「リフォムス」、リクシルの「アライズ」などが挙げられます。
ハイグレードのリフォーム

高級感を高めるデザインと素材と最新機能が備わり、お風呂時間を楽しみたい方向けの仕様といえます。メーカーごとに様々で、快適空間をさらに向上させる仕様を好みに合わせて作り上げることができます。100万前後から上はハイグレードの相場です。
ハイグレードになると、美容に配慮した機能やマッサージ効果のある機能、健康を意識した機能なども備えることができ、さらにテレビや音響を設置するといったような、エンターテインメントも楽しめる空間にすることもできます。
ミドルグレードのユニットバスは、TOTOの「シンラ」、パナソニックの「Lクラスバスルーム」、リクシルの「スパージュ」などが挙げられます。
気になるオプション費用の相場

浴室換気暖房乾燥機 | 8〜10万 |
残り湯利用機能 | 3〜5万 |
三枚引戸 | 7〜10万 |
手すり(1本) | 1万〜 |
浴室スピーカー | 5~7万 |
浴室テレビ | 15~18万 |
ジェットバス | 15万~ |
オプションの機能や設備は、設置工事費用がユニットバス交換の工事費用に含まれていないため、別途かかってくるものです。おおよそですが、上記の価格は工事費用も含めての目安です。風呂・浴室リフォームのタイミングでいっしょに設置するのではなく、別で新たにオプションを取り付ける場合は、上記よりも高くなると考えておくのがよいと思います。
費用を抑えるポイント

風呂・浴室リフォームは、ちょっと気軽にはできない価格になってきます。こだわればこだわるほど費用が上がることは当然ですが、特に従来工法からユニットバスにリフォームする場合には、予想を超えた見積もりとなるケースが多いです。そんなとき、ぜひ一度チェックしていただきたい『費用を少しでも抑えるためのポイント』を紹介いたします。
ユニットバスの機能
ユニットバス本体の価格を抑えるには、高いグレードを避けることです。デザインも機能も魅力ですが、ハイグレードになると100万を超える予算になります。予算と照らし合わせ、本当に必要かを見極めて決定することをおすすめします。
オプション
上述した通り、オプションをつければ費用がかかります。基本的な価格より数十万も上がるかもしれないオプションは、長期的にみて、使用するか、付ける必要があるか、よく考えてから選びましょう。
複数の業者から見積もりをもらう
どんなリフォームでも同様ですが、適正な価格を見極めるには、複数の業者から見積もりをもらうことが最短です。一社だけでは、それが安いのか高いのかが判断できないため、早い決断は我慢して、複数社の見積もりを取ってみるのがポイントです。
同時リフォームがお得
風呂・浴室リフォームのほかに、洗面所も同時にリフォームするなど、水まわりを同時にリフォームすることで費用を抑えられるというケースもあります。洗面所だけでなく、トイレやキッチンなども同時セットでリフォームするというプランです。多くの会社で、1箇所よりは2箇所、というように同時リフォームでお得になるプランを用意されています。特に風呂・浴室と洗面所は、同時にリフォームすることでデザインも統一感を出しやすいのでおすすめです。
DIYは要注意!
近年おうち時間が増えたことも手伝って、巷ではDIYが大流行ですが、従来工法からユニットバスへのリフォームやユニットバスの付け替えはDIYではとても難しいです。浴槽を持ち上げることすら困難となるため、安易に費用を抑えるためにとDIYするのはおすすめしません。土間や配管などにまで及ぶ工事が必要になれば、もちろんDIYでは不可能なレベルになりますので、まずプロに相談をしてください。

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